学習の基本は”自学自習”

勉強

「勉強のやり方がわからない」「成績をあげたい」古今東西誰もがこのような悩みを抱えています。本日はどうしたら勉強の成果を十二分に発揮できるのかをお話したいと思います。

授業に頼りすぎない

まず1つ目に大切なことは、”学校や塾の授業ばかりに頼りすぎない”ことです。私自身塾を経営していると、様々なアドバイスや洗練された指導を期待してこられる方が多く見受けられます。


しかし、断言しますが”塾や学校はあなたの力になってくれません”。語弊がないように言うと、ある程度は力になってくれますし、塾や学校の先生は力になろうと必死で動いてくれます。


ですがその助力をはるかにうわ回るほど、自学自習の必要割合は圧倒的に多いのです。

高校受験が分岐点

「またまたそんなこと言って脅かそうとしているんでしょう?」


こんな風に思われる方もいるでしょう。ですが脅かしでも何でもなく事実です。百歩譲って、確かに高校受験までは塾や学校の授業を聞くだけで十分です。そして高校受験を勝ち取ることもできるでしょう。


しかし、このように他者から与えられることばかりになれてしまった人は、高校からの勉強に途端についていけなくなります。


なぜなら高校の勉強からは、自分の頭で考えることが必要とされるからです。ですので授業ばかりに頼ってしまってはいけないのです。

まずは”自分”で

「授業に頼るな」と言ってきましたが、ではどうしたらよいのでしょうか?それは、まず”自分”でアクションを起こすことです。


例えば今までだったら未知の内容を学習するとき、先生が初めにあれこれ教えてくれたと思います。まずはこの順序を変えましょう。つまり初めにあなたが教科書を読み、考え、調べるのです。


正直に言って、かなり厳しい一言だと思います。なぜなら自分の知らない領域に足を踏み入れるのが怖いから。だからわかる人の説明をまず聞こうとする。


お気持ちは痛いほどわかります。ですが結論は変わりません。初めにあなたが教科書を読み、考え、調べるのです。

大学受験はあなたの”自立”を問うている

なぜ執拗に厳しく言い続けるのかというと、大学受験、ひいてはその先の社会に出たときに問われることだからです。


2024年度名古屋大学の数学の2次試験を例に出しましょう。問題数は大問4つ。試験時間は2時間30分です。たった4つの問題を、2時間30分もの時間をかけて解くのです。


言い換えれば、それだけ難易度の高く、深みのある問題と対峙しなければならないのです。さて、あなたは2時間30分もの時間、たった1人で問題に挑むだけの準備はありますか?

自学自習の”やり方”を学ぶ

先ほどの例は極端な例でしたが、本質は変わりません。「他者から与えられるのを待つのではなく、自ら考え行動することができるか」が問われています。


そうである以上やることは明確です。「自ら考え行動できる」ためには「自ら考え行動する”訓練”を積む」しか方法はありません。


速く走りたかったら走る練習をする。ピアノが弾けるようになりたければ実際に弾いて練習する。その道に精通したければ、実践し改善し続けるしかないのです。

まとめ

とは言え不安は不安です。練習してうまくいけばいいですが、もしも失敗してしまったらと思うと恐怖が残ります。


一番の理想は、自学自主の”やり方”を教えてくれる人。そして困ったときにはしっかり手を差し伸べてくれる人。そんな人に指導してもらうのが理想です。


当塾ではこれらの考えをもとに、自学自習の”やり方”を学ぶ塾として指導を行っています。授業はせず、その代わりに週何回でも質問ができる環境を整えています。


講師は名大理学部数理学科卒・元公立高校教員の塾長山崎が勤めます。ぜひお気軽にお問合せください。どんな些細な質問も歓迎しています。

山崎塾長
山崎塾長

いつでもお待ちしています!!