数学が苦手と感じる人は理科や社会などの教科に比べて比較的多いのではないでしょうか?また数学は他教科に比べて得意な人と苦手な人の差が極端にある科目でもあります。
本記事では数学が苦手な人の特徴と、得意になれる方法を3つお伝えしていきます。
その1:答えを丸写ししてしまう
まず1つ目に「答えを丸写ししてしまう」ことが挙げられます。数学は他教科と比べて考えることが多く、問題によってはすぐに答えがでないものもあります。
複雑な内容がゆえに、答えを丸写しして勉強したつもりになってしまう人が多いです。
その2:すぐに信じやすい人
話がそれているように思いますが、人の話や情報をすぐに信じ込む人は数学が苦手な傾向にあるように思います。
1+1=2の証明!?
大学数学を学ぶとわかるのですが、数学というのは厳密さを追い求める学問です。「1+1=2」の証明なんかがその代表例です。
これはペアノの公理と呼ばれる概念から導かれるものなのですが、「1」とは何か?「+」とは何か?といった問いからさかのぼって証明をします。
”疑う”ことは大事
高校までの数学はここまで極端ではないですが、それでも大学数学の片鱗をのぞかせていることは間違いないです。
一例ですが、例えば高校数学の数Ⅰの2次方程式の分野では、解の存在条件について必要十分な条件を考えることが大切になってきます。安易に考えると間違えてしまうことが多々あります。
このように建設的に物事を”疑う”ことはとても大事なのです。
その3:あきらめ癖がある人
最後は「あきらめ癖」がある人です。どんな分野でも言えることですが、成功するまで諦めないことは大切です。
特に数学において「あきらめないこと」はとても大切です。大学入試の問題によっては大問1つに30分も時間をかけることもざらです。
ですので解法が思いつかないからといってすぐに答えを見るのではなく、「あーでもないこーでもない」と考えることや、時にはいったん寝かせておいて日をまたぐことも時には大事です。
数学を勉強することで得られること
ここまでネガティブなことしか話していませんが、数学が苦手な人だからこそ数学と向き合うことで得られることがあります。
忍耐強くなる
先ほどもお話しましたが、「あきらめ癖」がある人こそ数学の勉強はオススメです。数学は他の暗記系の科目に比べて、成績があがるまでにかなりの時間を要します。
人間だれしも成長を実感できないと不安になり、あきらめたくなります。しかしそこであきらめずに向き合い続けることで、本当の成長を実感できます。
何も永遠と考え続けろということではありません。1問最低5分は考えてみる。これだけで十分なのです。
物事の見る視点が変わる
もう1つ得られるメリットは、物事の見る視点が変わることです。先ほどもお話した通り、数学は私たちの当たり前が、「本当に当たり前なのか」を問うてきます。
確かに「1+1=2」の証明ができたところで、それが直接活かせる場面はほとんどないでしょう。しかし、「1+1=2」の証明をする過程で得た考え方こそが、極上の褒美なのです。
数学を学ぶ前と後では、人ととしての成熟度がまるで違います。
数学を学ぶなら”山崎数学塾”
いかがだったでしょうか?数学は個人的に「逃げたくなる科目ランキング第1位」な印象です。私自身数学ができるようになるまで時間を要しました。
ぜひ今の学生たちには、あきらめずに数学と向き合い続けてほしいと思います。
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