２０２４年度入試をもとに、大学合格のために必要な能力・考え方をお伝えします。
総評
当塾長が実際に解いてみた感想ですが、出題された問題全てにおいて突飛な発想を求めるものはなく、日々の学習において、丁寧でかつ深い学習がなされているかどうかが試されているように感じました。
大問1⃣の(1)は極値の計算、大問2⃣の(1)は因数定理、大問3⃣の(1)は内積の計算 などなど、教科書の例題レベルのものも多く出題されています。
小問が設けられている意味や、与えられた条件式の意味をよく吟味すれば、どの問題も必ずたどり着けるようにできています。
名大合格に必要なこと
２０２４年度入試に限って言えば、教科書以上の知識は何一つ要求されていません。ですので知識の量では差がつかないと考えてよいです。
ではどこで差がつくかですが、それは
「日々の学習において、どれだけ目の前の問題を深く、また数学的に厳しく学習できているか」
だと言えます。より具体的に言うなれば、
「教科書や参考書に書かれてある文章を分かった気になって読んでいないか」
「一行一行の背景にある数学的文脈、数学的根拠をしっかり考えているか」
こういった日々の意識の積み重ねの有無を、大学側は問うているのだと思います。
本質的な学びを求めるあなたへ
実際の入試問題が語っているように、レベルが高い大学ほど表面的なテクニックや知識は通用しません。皆さんの物事を考えるときの深さを問うています。
当塾では数学をより本質的に理解・学習できるような学習サポートを行っています。ぜひお気軽にご相談ください。
山崎塾長
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