【元教員直伝】自学自習ができるようになるための3つの方法とは!?

勉強

「自学自習ができるようになってほしい」「自分から机に向かってほしい」こう願う親御さんは多いです。しかしそれができないから多額の授業料を払って塾や予備校に通わせる・・・だけど本当は自主的に学習するようになってほしい・・・


このような悩みを抱える親御さんは少なくありません。本記事ではどうしたら子供が自ら自学自習ができるようになるかを解説します。

子供が勉強するかしないかは子供の問題

まず1つ目に大事なのは次のような認識を持つことです。それは「子供が勉強するかしないかは子供の問題」であって、「親の問題ではない」という認識です。


あえて難しい言葉を用いて説明するならば、「子供が勉強するかしないかの選択の結末を受け入れなければならないのは、親ではなく子供である」という認識です。

子供が勉強した結果

例えば子供が勉強したとしましょう。勉強した結果はどうなるでしょうか?当然勉強すればするほど知識が増えたり理解できることが多くなります。成績も上がりやすくなりますし、その結果良い中学・高校・大学に進学できるでしょう。待遇の良い職につける可能性だってあがるでしょう。


親としてはまさに願ったり叶ったり。親としては大変うれしい気持ちでいっぱいです。

子供が勉強しなかった結果

反対に子供が勉強しなかった結果はどうなるでしょう?当然テストの結果は悪くなり、成績は落ち、志望校合格は夢のまた夢でしょう。


良い大学に入れなければ就職先に困ることも考えられます。親としては不安な気持ちが大きいでしょう。

「将来困る・困らない」は”子供”自身の問題

さて、ここまで子供が勉強した未来、しなかった未来についてお話してきました。この両者についてある共通したことがあります。


それはどちらも「子供自身が引き受けなければならない」という点です。間違っても親ではないのです。


子供自身の問題である以上、親であろうと教師であろうと必要以上の口出しはするべきではない。これが1つの結論です。

親としての思い

一方でこんな意見もあります。


「親として子供が将来困らないようにあれこれ口出しをするのは当然のことだ」


決して間違いではないと思います。むしろ時には耳の痛いことでも言わなければならないことだってあるでしょう。しかしそれでもなお、前提として「勉強=子供の問題」であるという認識は必要です。

実は親自身が恐れている

批判を承知でいうなれば、口酸っぱく勉強しろと言ってしまうのは、”子供が勉強しなくなった結果、周りや社会からどのような目で見られるかが怖い”からではないかと思います。


子供が勉強しない。その結果いい大学いい企業に入れない。この状況を、自分も含めて周りから悪く言われないかが怖い。こんなおびえた未来は避けたい。だから子供には勉強しろと言うのではないでしょうか?


子供のためというのはきっと嘘ではないのでしょう。しかし、実は自分のためも大いに含んでいるのだと思います。

勉強する背中を自ら示す

ここまで批判を承知でかなり厳しいことをお話してきました。「子供が勉強するかしないかは子供の問題。親は口出しをするな」。では子供の勉強に対して無関心を貫けばよいのでしょうか?


結論無関心ではいけません。少なくとも子供が今どんなことを勉強しているのか、勉強についていけているのかを心配するのはむしろ子供の助けになります。


しかしこれでは具体的な支援策があいまいなままです。そこで親としてできることは「勉強する背中を自ら示す」ことです。

5教科7科目だけが勉強ではない

「勉強する背中を自ら示す」と言いましたが、何も数学や理科をもう一回学習しろというのではありません。


人は学ばなくてもいい瞬間など存在しません。何か物を買うとき、契約するとき、料理をするときなどいくらでも勉強する機会は存在します。


今よりもよりよいことを意識すれば自然と疑問が生まれます。その疑問をネットや本で調べ、それを実生活で生かす。それだけで十分学習したことになります。


このような知を愛する姿を見せることで、その背中を見た子供も自然と勉強することの意義を見つけるでしょう。

親自身が満ち足りた生活を送る

最後に大切なことは、親自身が満ち足りた生活を送るということです。これは2つ目にお話ししたことにもつながってくるのですが、自分自身が既に満ち足りていれば、子供の一挙手一投足に気をもむ必要がなくなるはずです。


親がニコニコしていれば、その表情を見た子供も言葉にならない安心感を覚えます。そのもとに、親自らが勉強の大切さを背中で示せば、おのずと子供も勉強の大切さに気づくはずです。

数学を学ぶなら”山崎数学塾”

いかがだったでしょうか?今回は自学自習ができるようになるための解決法についてお話しました。


当塾では授業を行わず、自学自習を通してその”やり方”を学びます。本当に理解できているかの確認のみならず、学習計画の立て方から見直します。2週間の無料体験も実施していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください↓

山崎塾長
山崎塾長

いつでもお待ちしています!!